TOEICと暮らしを科学するHSPな人

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「感情が持つ長所・短所」を知り力に変える・ネガティブさんに必要な「受容」

 

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感動と怒りと寂しさと

1.フェルメール展と感情の長所・短所

 

フェルメール展に行ってまいりました。9点ものフェルメール作品が一堂に会するということでかなりテンションは高め。

 

他の画家の作品も多く展示されておりましたが、フェルメールの絵は圧巻でした。

 

特に「牛乳を注ぐ女」(一番大きい左端の絵)の実物はかなり小さい大きさ、27インチディスプレイぐらい(適当)のものでしたが

その空間の中に描かれた精細な絵と光の描き方は、正に感動の一言でした。

 

そのポジティブなエネルギーを生かして前向きになれました。

 

というわけで、感情にはそれぞれにポジティブな性質があります。

 

喜びや楽しさといったポジティブな感情には前向きに物事に取り組める一方、リスクに対して疎かになりがち

 

怒りは、行動力を上げるが冷静さを欠き

 

悲しみは、冷静に物事を考え、判断する能力が上がるが行動力が落ちる

 

例えば誰かの行動に怒った時は冷静な判断を下さず、勢いでできることを優先して行う方がいいでしょうし

 

ポジティブな感情でいる時には重要な判断をするのはやめた方がいいということがわかります。

悲しみの感情でいるときは、やる気が下がっているのであまり多くに取り組まず

静かに事務作業をすることや、

厳選した冷静さを必要とする事柄に、取り組むのが良いと思います。

 

感情の持つ効果を認識してから、音楽などで感情をコントロールして家事や作業に取り組むことを実践しています。

 

これを習慣にしてから、作業効率がグッと高まります。

集中力が高まる英語学習の記事で言及した、作業前に好きな音楽を聞くといいやつです↓↓

 

tomorrog.hatenablog.com

 

 

2.ネガティブな感情を認めて「受容」するということ

 

ネガティブな感情に引っ張られがちの場合は(特にHSPはそうです)

楽しいことや感動することを体験して気持ちを一時的にそらすか

 

瞑想をして

「どんなネガティブな感情を抱いていて、自分はどう感じているのか?」

 

 

と、どんな感情でどんな気分か、そしてネガティブな感情に対してどう考えているか認識して、それを認める「受容」ことが必要です。

 

感情を言語化すると、冷静になれ、ある程度ネガティブな感情も収まるでしょう。

可能ならその気分になったとき「どういう考えでいればいいのか」

を冷静に考えられるとより良いでしょう。

認知行動療法と呼ばれる考え方に近いですね。

 

育ちで受けたトラウマや深い傷レベルの話だと一朝一夕では変わりません。

また、うつ病なんかの精神疾患の場合は、一時的な気分低下ではなく脳機能が健全に働いてないことが理由なので、ここの話題からは省きます。

 

・自らの感情を一つ一つ認めていくこと

・感じたことを包み隠さず一つ一つ書き出すこと

・自分の心のわだかまりを自分で許すこと(許せるような考え方に変わる)

 

で厄介なネガティブな感情も徐々に消えていくという過程をとります。

 

ネガティブな感情に困っている方は、試してみることをお勧めします。